オランダでロケされた雰囲気は素敵、主人公が描く絵も明るい色づかいの花畑はとてもきれいで、主題歌もいい感じでOSTも購入、なんといってもトレイラーが刹那っぽくって泣いた。気にはなっていたけど、こんなに切ない映画は見られない....と思っていた。
トレイラーを見て泣いた気持ちも数ヶ月すると落ち着き、ある日ショップで何も見たいものがなかった時に借りてみた。インファナルアフェアのアンドリューラウ監督で内容的におもしろい!と期待していたのだが...あれれ〜、なんともガクッとする映画で、トレイラーで泣いた私が、OSTを聴いて泣いた私が、本編を見て泣けなかった。
さらにこの映画、インターナショナルヴァージョン、主人公の画学生の観点から見た編集と一般的に言われているもの。アナザヴァージョン、主人公の殺し屋の観点から見たと言われている2本があり、両方見てみた。ちょっと期待したのだが....私的に言わせると、オープニングの順番をちょっと変えて、エンディングにちょっと足した程度に思え.....かなりガクって感じです。